こうなったら自分で騒音測定するしかなさそうなので、
またまた測定業者を探したけど、どこも費用が高くて手が出なかった、、のだが、
以前、騒音計をレンタルした会社に測定もしているか問い合わせると「やっている」との事。
「測定方法や作成資料について最初によく打合せすれば費用を安く抑えられるかも」
という事で、早速打合せに行き、
・横行、下降各パターンを2回測定
・測定点は床上50cm
・騒音レベルは日本建築学会の騒音等級のN値で求める
・騒音レベルの最大値はA特性(dBA)でも測定
・同時に振動加速度を測定
だいたい、こんな事と測定日を決めた。
普段は企業や自治体からの依頼ばかりだと言う。(おそらくスゲーとるのだろう)
個人でもあるので金額は10万円以下になる様、考えてくれるとの事。とても助かる。
同じ頃、いつでも騒音を測れる様にと、ネットオークションで騒音計(リオンNA-20)を落札した。
1万ちょっとだったが、性能を保証する検定期間も1年程残っていた。
この騒音計の測定結果を使って事業主にどうこう言った事は無かったが、駐車機械の定期メンテナンス前後の騒音とかを測ったり、後に行われた第三者による測定結果を自分で確かめる為には非常に役立った。
又、この頃から関連書籍、業界誌バックナンバー等々、買いまくり、読みまくったし、もちろんネットもしまくった。
さて、騒音測定の日も、打合せで応対してくれた人(2人)が来てくれ、夜の7時から始めた。事業主と測定した時間より少し遅い。
測定方法はこうだ、
騒音計は(JIS-C-1502)に定める普通騒音計、周波数特性をC特性としテープレコーダに録音。
振動計は加速度測定モードとしこれもテープレコーダに同時録音。
騒音計のマイクロホンはFLよい50cmの高さで向きは下向き。
振動加速度ピックアップは壁面に固定。
よく分からないが、とにかく、事業主が駐車機メーカーにやらせた、騒音計の針を目で見てメモして測定。なんかとはエ・ラ・イ・違い、データをテープレコーダに取って、持って帰って調べるのだ。
2週間程で報告書が出来た。写真やグラフの付いた15ページの資料だった。
[横行]
・最大騒音 40dBA(=デシベル)
・周波数分析 N値でN-45
周波数:1回目、2回目
63Hz:42.7、45.5
125Hz:41.0、40.6
250Hz:38.2、40.0
500Hz:42.8、42.8
1KHz:35.2、35.9
2KHz:26.5、26.5
4KHz:18.6、18.7
8KHz:14.2、14.4
[下降]
・最大騒音 37.2dBA
・周波数分析 N値でN-40
[(機械停止時)暗騒音]
・最大騒音 28.1dBA
・周波数分析 N値でN-30
デシベル値(dBA:人の感じ方に近づけるように補正した測定値)は前回測定より、小さくなっている。勝手に速度調整された事が原因かもしれないが、音を聞いている限りでは小さくなったように聞こえない。相変わらずにウルサイのである。
それよりも、騒音問題の場合、周波数分析するのが当たり前とのことで、そのN値がN-45というのは、日本建築学会の騒音レベル3級で「やむを得ない場合に許容される性能水準」でしかないことが分かった。
新築マンションなのに「やむを得ない」はないだろう。
当然私は、許容しない。
さあ、さて次は、この結果を持ってどうするかなのだが、、、、
⊿
0 件のコメント:
コメントを投稿