2008年7月22日火曜日

事の始まり

 事の始まりは、6年前の春、家の購入を決めたことだった....
 予算3千万。戸建が欲しい。が、しかし、この予算ではなかなか無い。

 マンションを買う気は無かったのだけど、チラシはマンションばっかり。
 見るだけでもということで、休日には、中古戸建に加え、マンションモデルルームも廻るようになった。

 廻ってみると、新築マンションモデルルームは魅力的。
 高いところ(=高層階)が苦手な家内も
 「低層階ならマンションでもいいか?セキュリティもしっかりしてそうだし」と、
 だんだんマンションに傾いてきた。

 そして数日後、私たちは、チラシで見つけたマンションのモデルルームで、販売員のおねいさんYに会った。

 はとても誠実そう。
 「私もマンションに住んでいますがとても快適です」「専用ポーチもありますので戸建感覚ですよ」「玄関はオートロックなので防犯面も安心です」「3階の外住戸なら、隣は1戸だけですし、下は駐車場なのでうるさくされても心配ないですよ」と色々説明してくれた。

 我が家(4人家族)にとっては、当時住んでいた2DKの借家に比べると、3LDKの新築マンションはとても魅力的。

 しかし、マンションは音のトラブルが多いと聞いてもいた。その点、尋ねると、
 「下の駐車場とは吹き抜けになっていますし、上下は床スラブが厚さ275ミリもあるので音は心配ないです」とのこと。

 私たちは、この、とても誠実そうな販売員のおねいさんYの言葉と、「【住宅性能表示制度】による住宅性能評価書を取得しています。''<住宅性能表示基準の9項目>1.構造の安定~8.音環境、9.高齢者への配慮''」というチラシを信用し、それから半月後には契約を決めてしまった。

 今、思えば、販売員は売るためにはなんでもするし、どうとでも言うのだ...



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